大変長らくおまたせしました
この記事の一つ前の記事の投稿が1年前なので、わたしの時間が1年間ほど止まっていたのです。つまりタイムスリップしてきました。どうもKMIです。
コンセントから出る超爆音ウルトラノイズ
そんな冗談はさておき、自宅のコンセントから強烈なノイズが出ていることに腹が立っています。
え?コンセントにノイズが入っても別に良いじゃんって?そんなことはありません。スピーカーでそのノイズが聞こえてくるのです。
よくあるアンプ付きの2.1chスピーカーをコンセントに刺すと、定期的に8124Hzのサイン波が超大音量で放送されます。
ぴーーーーーーーーーーーーーーーーー
です。別に18禁ワードを言っているわけではありません
あとうんちょこちょこぴーでもありません
音に関する豆知識
「8124Hz」というとあまりピンと来ない人も多いかもしれません。周波数で言っても絶対音感をお持ちでない限りわかりませんよね。
人の可聴範囲はだいたい20~20000Hzと言われています。しかしこれはあくまで「頑張ってようやく聞こえる音」や「不快な高音」も含まれており、可聴範囲のうち実際に「普通の音」として認識できる範囲、つまり普段聞き慣れている音楽などの周波数範囲は、せいぜい30~5000Hz程度です。最近の音楽も、昔のクラシックもだいたいこの音域で曲が作られています。例えばピアノは最低音がおよそ27Hz、最高音がおよそ4200Hzなので、ピアノがいかに人が聞きやすい音になるように設計されているかがわかります。
なぜ高音は不快と感じるのか
ではその「不快な高音」はなぜ「うるさい」「不快だ」と感じるのでしょうか?今回はもっとも有力な仮説をご紹介します。
まず人間の耳は構造上不快と感じやすい帯域の音は増幅するように作られています。
試しにこの動画を見てください。20~20000Hzまで音量は変わっていないのにところどころうるさく聞こえる部分があるはずです。音量バーを上げ下げしないと聞いていられない、または聞こえづらいはずです。これは人間の耳が勝手にその高音帯域の音を増幅しているからなのです。
なんのために?と思いますよね。すこし思い返してみましょう。
猿から学ぶ人間の本能
皆さんご存知人間の先祖は下等生物の猿です。まだ人間が猿だった時代、周囲の仲間に危険を知らせる時、声を使っていました。
その声とは動物園でよく聞く「ホーホーボボボーボ・ボーボボ」という高い声です。この声を聞いた他の仲間は、危険事態で有ることを本能的に感じ取っていました。現代人も例外ではありません。主に女性ですが、推しに出会ったときの悲鳴や奇声という形でしっかり継承されています。
高音=危険=不快
このような「高い声」を遠い場所でしっかり受容できるように、人間を始めとする哺乳類は進化してきました。つまり高音=危険=不快となったのです。黒板を爪で引っ掻いた音も発泡スチロールがこすれる音も不快と感じるのは、人間が本能的に自身への危機を感じているからなのです。
このように、スピーカーから聞こえるこの8124Hzという音は不快な超高音であることがわかるでしょう。もちろん個人差があるので必ずこの音が嫌いかどうかはわかりませんが、私には不快というか危険と感じる音なのでしょう。
で、対処法は?
私は10000円弱するボッタクリコンセントノイズ除去装置を買ってみたり、アース線を至るところにつけてみたりしましたが、治る気配がありません。ちなみにKMIが所持している電子機器をオシロスコープなどを使って全て調べましたが、特に異常はありませんでした。また、同じマンションの異なる部屋にもこのようなコンセントノイズがでていることから、マンションの電気設備のせいなのではないかと個人的には思っています。対処法があれば早く教えて下さい。ノイローゼになりそうです
ではまた長期休暇に入ります